出雲大社から約8キロ離れた場所にある日御碕(ひのみさき)は、「太陽の岬」とも呼ばれています。その名にふさわしい美しい場所です。ここでは、灯台や興味深い神社を訪れながら、穏やかな海辺の風景や潮の香り、新鮮な海の幸の焼ける香りを楽しむことができます。

最初に訪れたのは、海沿いに建つ日御碕神社でした。
日御碕神社は、日本神話で重要な存在である二柱の神様、太陽の女神・アマテラスと、嵐と海の神・スサノオを祀るために建てられました。

それは三重県の有名な伊勢神宮に関連しており、鮮やかな朱色に塗られています。海と空の青との美しいコントラストが魅力です。建設当時、この地域は繁栄した港町で、地元の領主が海岸を守り、地域の交易を保護するためにこの神社を建立しました。

この神社は、スサノオを祀る「上の宮(かみのみや)」と、アマテラスを祀る「日沈宮(ひしずみのみや)」の二つに分かれています。神社は意図的に西、つまり夕日の方向を向いて建てられており、日が沈むと日本の夜を守る存在とされています。一方、伊勢神宮は夜明けから日没までを守る役割を担っています。ぜひ本殿の側面にある興味深い彫刻を見上げてみてください。
その中には三つの円で構成された彫刻があります。一見すると単純な幾何学模様に見えますが、実は太陽の女神アマテラス、月の神ツクヨミ、そして海の神でありアマテラスの弟であるスサノオを表しています。

日本発祥で世界中の文化に親しまれている「三猿」の彫刻も見ることができます。この神社は、出雲大社と比べるとこぢんまりとしていて、異なる雰囲気を楽しめます。どちらも訪れる価値がありますよ。

日御碕神社 ウェブサイト
島根県出雲市大社町日御碕455(地図)
電話番号:0853-54-5261
日御碕神社のもう一つの見どころは、稲荷神社です。こちらは狐の神様を祀っています。
狐の霊が祀られている神社は、木々の中にひっそりと佇んでいます。神社にたどり着くには、石段を少し登る必要があります。途中でいくつかのオレンジ色の鳥居をくぐりますが、中には虫に食われているものもあります。でも、それがかえって「森の中に隠された古代の神社」という雰囲気を醸し出しているように感じます。
頂上に着くと、神社を守る二匹の狐を見ることができます。狐は神道では神聖な存在でありながら、いたずら好きな霊でもあります。これは北欧神話のロキやギリシャ神話のパンに似ていますね。文化が違っても、似たようなものがあるのは面白いですね。

次に、観光案内所を訪れた後、軽く食事を楽しむ時間です。
日御碕エリアには、出雲周辺や広島、鳥取県などの情報が載ったパンフレットを用意した観光案内所があります。特におすすめなのは、日の入りの時間やその日の美しさを教えてくれるサンセット予報です。日御碕を夕方に訪れる予定がある方(ぜひ訪れてみてください!)は、ぜひチェックしてみてくださいね。

路地裏を歩くと、さまざまな種類の海鮮丼を楽しめるお店がたくさんあります。おすすめされたのは「ウニ」です。実は、私は日本にしばらく住んでいますが、ウニはあまり好きではありませんでした。でも、同僚が教えてくれたんです。回転寿司で食べるウニは質がいまひとつで、海辺で新鮮なウニを食べると全然違うと。実際に食べてみたら、本当にその通りでした!日御碕に来たら、ぜひ試してみてください。きっと驚くと思いますよ!

日御碕観光案内所 ウェブサイト
島根県出雲市大社町日御碕1484-31(地図)
電話番号:0853-54-5400
営業時間:午前9時から午後5時まで(休業日:12月30日、31日)
花房商店
島根県出雲市大社町日御碕1481(地図)
電話番号:0853-54-5126
営業時間:午前10時から午後4時まで(水曜日は休館日)
次の目的地は日御碕灯台です。高いところが平気な方は、ぜひ灯台の上からの景色を楽しんでみてください!
灯台の外観は、まるで雲のように真っ白で輝いています。1903年に完成し、日本の文化財に指定されています。高さは44メートル(約15階建てのビルに相当)で、日本で最も高い石造りの灯台です。また、「世界の歴史的灯台100選」にも選ばれています。

頂上まで登るには、執筆時点で200円かかります。体力のある大人なら約10分で登れますし、小さなお子さん連れのご家族も登っていました。ただし、最後の数段はほとんどはしごのように急なのでご注意ください。でも、頑張って登れば、海や日御碕の素晴らしい景色が待っていますよ。
日御碕灯台 公式サイト
島根県出雲市大社町修理免1443-1(地図)
電話番号:0853-54-5341
営業時間:9:00〜16:30(休業日: 30日、31日)
もし陸地でゆっくりしたいなら、灯台周辺の海岸がおすすめです。そこは荒々しい美しさがあり、地質もとても興味深いですよ。
松の木がねじれたり傾いたりしている中を通る、涼しい木陰の道があります。この道を進むと、岩だらけの海岸に出ます。大きな岩に登ると、波が岩に打ち寄せる様子を見ることができます。岩をよく見ると、結晶のような形をしていることに気づくかもしれません。
海岸にある案内板によると、約1600万年前に溶岩流が冷えて収縮したことで、このような構造ができたそうです。これは「柱状節理」と呼ばれる地質現象です。

同じような岩の形成は、アイルランドやインド、さらには火星でも見られます。この地域の地質についての情報を示す看板がありますが、残念ながら現在は日本語のみの提供となっています。
晴れた日には、地元の人々が海岸で釣りや貝拾いをしている姿を見ることができます。観光地としてだけでなく、昔から続く地元の暮らしを感じられる場所を訪れるのはとても新鮮です。海岸沿いを少し歩くと、ピクニックテーブルがある小さな休憩所があり、海辺で軽食や飲み物を楽しむことができます。ただし、ゴミ箱はありませんので、ゴミは持ち帰る準備をしておいてください。夕日を楽しむなら、ぜひ木製の桟橋まで歩いてみてください。沈む夕日を間近で見ることができますよ。

- 最後の印象
- 日本は、山と海のどちらかを選ぶ必要がない数少ない場所の一つです。出雲大社で山の森の雰囲気を楽しんだ後は、日御碕の海辺で一日を過ごして、出雲の魅力を存分に味わってみてはいかがでしょうか。
- アドバイスとまとめ
- 日御碕への日帰り旅行を楽しむためのポイントをご紹介します。
海岸は風が強いことがあるので、さまざまな気温に対応できるよう準備しましょう。特に灯台に登ったり海辺で過ごしたりする場合は、重ね着がおすすめです。また、観光案内所で夕日の予報を確認するのもお忘れなく。