出雲について

Vol.4 必見の歴史、アート、そして座禅体験

必見の歴史、アート、そして座禅体験

出雲を訪れ、素晴らしい体験をしました。今回は、出雲の歴史ある博物館や陶芸、キルトについて、そして仏教の座禅瞑想と私自身の体験について少しご紹介したいと思います。

京都とは違って、出雲は観光客で混雑していないので、歴史や芸術、宗教を自由に巡ることができます。地元の人々も親切で、この街の魅力をぜひ知ってほしいと案内してくれます。実際に訪れてみて、その理由に納得しました。

まず、古代の出雲について学びたいと思いました。それで、出雲弥生の森博物館に行くことにしました。

メイン展示に足を踏み入れると、まず目に飛び込んでくるのが、出雲を象徴する「勾玉」のアクセサリーです。これらは「西谷3号墓」から出土したもので、1800年以上前のものです。勾玉は、出雲の王族が所有していた非常に貴重なアクセサリーで、権威の象徴とされています。

1階では、子どもや遊び心のある大人向けに、ゴム製の「土」で古代の土器のレプリカを発掘し、組み立てる楽しい体験ができます。

外に出ると、博物館のすぐ向かいにある「西谷墳墓群」と呼ばれる、実際の王族の古墳にアクセスできます。

出雲の歴史に興味がある方は、ぜひこの博物館を訪れてみてください。見学には約1時間ほどかかりますので、時間に余裕を持ってお越しくださいね。なお、今日訪れた場所には公共交通機関がありませんので、タクシーを利用するか、レンタカーやレンタサイクルを借りることをおすすめします。

出雲弥生の森博物館  公式サイト

住所:島根県出雲市大津町2760
電話:0853-25-1841
開館時間:午前9時~午後5時
休館日:火曜日(火曜日が祝日の場合は開館し、翌平日が休館)、年末年始(12月29日~1月3日)
入館料:無料(体験教室は有料)
・勾玉作り体験教室:308円(所要時間:約45分)
・古代鏡作り体験教室:515円(所要時間:約60分)
・缶バッジ作り体験教室:51円(3個)(所要時間:約15分)

 

昔の出雲について知った後、現在アートキルトを展示している出雲キルト美術館に行きました。

この美術館は、日本で初めてのキルトアート専門の施設です。伝統的な日本のデザインに現代的なアレンジを加えています。日本で唯一のキルト美術館で、展示内容は四季ごとに変わります。

出雲屋敷という200年の歴史を持つ伝統的な日本家屋で、ヴィンテージ着物の生地を使ったキルトアートの展示を楽しめます。さらに、日本の伝統的な花のアレンジメントである生け花とインスタレーションアートが融合した作品もご覧いただけます。

ここは、出雲の美しい風景の中でキルトアートを通じて日本文化を体験できる場所です。館内にはミュージアムショップとカフェがあります。ぜひ、落ち着いた木の床や生け花を楽しみながら、美味しい抹茶を味わってみてください。

ここでは約30分ほど過ごしましたので、出雲での一日を大きく使うことはありません。出雲キルト美術館へは公共交通機関でのアクセスが難しいため、最寄りのJR直江駅からタクシーを利用することをおすすめします。

出雲キルト美術館  公式サイト / Tripadvisor

所在地: 島根県出雲市斐川町福富330(地図
電話: 0853-72-7146
開館時間: 午前10時~午後5時
休館日: 毎週水曜日・毎月第3日曜日(祝日は開館)

 

次に、出雲で有名な陶器店と窯元の「出西窯」を訪れることにしました。

こちらの陶器は、落ち着いた色合いと手触りのある質感が特徴で、昔ながらの自然な作り方を大切にしています。火曜日以外はいつでも訪れて、陶芸家たちの作業を見学することができます。

中に入ると、職人たちが粘土を回しながら手作業で金属の道具を使っている様子を見ることができます。そこにいる陶芸家の一人が、「ここでは、派手さを求めず、職人技を大切にしています。人の手で作られたということを大切にしたいので、ブランド名や名前を作品の裏に刻むこともしていません」と話してくれました。

ショールームショップと窯工場の見学には、約30分ほどかかります。近くにある人気のベーカリー「Le CochonD’or Shussai」にもぜひ立ち寄って、おいしいパンを楽しんでください。お昼頃に訪れると、両方の場所を満喫できますよ。なお、工場は公共交通機関ではアクセスできないため、タクシーやレンタカー、自転車での訪問をおすすめします。

出西窯 公式サイト/トリップアドバイザー

住所: 島根県出雲市斐川町出西3368 (地図)
電話: 0853-72-0239
営業時間: 9:30~18:00 (定休日: 火曜日)

Le CochonD’or Shussai 公式サイト

所在地: 島根県出雲市斐川町出西3368 (地図)
電話: 0853-27-9123
営業時間: 9:30~18:00
定休日: 毎週火曜日、第2・第4水曜日

 

一日の終わりに、心を落ち着けて壮大な一畑薬師寺を訪れました。

寺院の敷地には、古代の仏教僧の像が石畳や階段に沿って並んでいます。寺院の中に入ると、僧侶とそのお手伝いの方が座禅の流れを説明してくれ、その後、実際の座禅体験が始まりました。

瞑想セッションは、まずお経の朗読から始まります。その後、座布団を準備し、約20分間の座禅を3回行います。各セッションの間には短い休憩があり、経行(歩く瞑想)も行います。時には、警策(けいさく)で背中を軽く叩かれることもあります。

最後には、お坊さんとのティータイムがあります。それまでの厳かな雰囲気とは異なり、この時間はとても親しみやすい雰囲気です。参加者はお互いに向き合って座り、禅についてお坊さんに自由に質問することができます。

私は「瞑想中には何を考えればいいですか?」と尋ねました。すると、お坊さんはとても分かりやすい日本語で「何も考えないのが一番です。心を空にするようにしてみてください。でも、これは難しいので、できなくても心配しないでください」と答えてくれました。瞑想を含めた全体の訪問は約3時間でした。

お坊さんは英語も話せますので、分からないことがあれば遠慮なく英語で質問してください。

一畑薬師 公式サイト

〒693-0033 島根県出雲市小境町803(地図
電話:0853-67-0111

アドバイスとまとめ
今日の体験を振り返ると、また出雲を訪れたいと思います。ですから、皆さんにもぜひ訪れてほしいです。もし、他の混雑した都市とは違う場所を探しているなら、出雲は日本の隠れた魅力かもしれませんよ。