見どころ・体験

長田染工場

ショッピング 民芸・工芸 体験 出雲市中心部

当出雲地方は明治以前より婚礼の際には、必ず、筒描藍染の蒲団、夜具、油箪(箪笥、長持、吊台、挟箱等)、風呂敷(二巾、三巾、四巾)提灯袋、傘袋、足拭き等が嫁入支度としてととのえられたものです。
また、子供が生れると子負帯、湯上げ、おむつ等用意されたものです。今では風呂敷だけはその風習を残しています。中央に家紋、四隅又は二隅に鶴亀、松竹梅や宝づくしなど縁起を祝った模様を入れています。

藍染は江戸時代より庶民の生活用品を主として、様々なものが作られてきました。その技法は筒描染め、板染め、絞り染め、糸を染めて織り柄を出す絣織りなどで、藍の持つ素朴で心和む色合いを大変美しく表現してきました。
紺屋も最盛期にはこの地方で数十軒が営んできましたが、化学繊維などの発達により工房の数が減少してきました。
現在では工房一軒となり、昔ながらの技法である筒描藍染を受け継いでおり「島根県指定無形文財」、「ふるさと伝統工芸品」に指定されております。

染加工は一枚一枚丁寧に筒引で模様を糊置きし、乾かして藍甕に浸けて染めては乾かし、乾かしては染めて昔ながらの紺の香ゆかしい藍で染め上げたものです。
藍染は生地が強くなり、紺の色も何十年経っても変色せず、虫もつかないのが特徴であります。
こうした風呂敷は、主として嫁入りの諸道具、衣類などを包み、又子供が生まれればそのお祝い、内祝い等を包み、その他仏事、法会の時の衣類等、冠婚葬祭慶弔を問わず使用され、一枚の風呂敷は人生の喜怒哀楽の想を秘めながら一生を通じて使用されたものです。
現在は装飾品として、壁掛、のれん、テーブルセンター等にも利用されています。

筒書きの体験(藍染め)

藍染めの防染技術の一つである筒描きの技法を体験。ハンカチに筒描きで模様を描いていただきます。
※筒描きされましたハンカチは後日、こちらで藍染めをしてお渡しいたします。