見どころ・体験

野見宿禰神社

神社仏閣 大社

出雲出身の野見宿禰は、「この世で自分と互角に力比べができるものはいない」と自負していた當麻蹴速と戦うよう、垂仁天皇に依頼され、素手で戦いました。野見宿禰に二度踏まれた當麻蹴速は、肋骨と背骨を折れられて敗れ、野見宿禰が勝利しました。
もちろん、これは実際の相撲のルールとは違いますが、相撲の起源だと広く伝えられています。野見宿禰はそれ以来、力士の始祖とされ、相撲の神とされています。

野見宿禰は、埴輪の創始者とも言われています。野見宿禰はこの相撲に勝利した後、朝廷に仕えました。当時、皇族の一人が亡くなると、他の人が殉死する風習がありました。しかし、皇后の日葉酢媛命が亡くなった後、垂仁天皇はこれ以上人が傷つくことを望みませんでした。そこで、宮中に相談したところ、野見宿禰は実在の人物ではなく埴輪を使うことを提案したと伝わっています。ただし、この情報は考古学的には埴輪の出現とは一致しないようです。

出雲大社には野見宿禰を祀る野見宿禰神社があります。すぐ近くには神苑相撲場があり、今でも毎年子どもたちの健やかな成長を願う相撲大会が開かれます。この様子を力士の格好をしたウサギの像も見守っています。